理学療法士 定年

理学療法士の仕事

理学療法士は体力的に大変?定年までは難しい?私の本音

理学療法士になるために年齢制限はあるのかということについて。

実際には年齢制限は無いので基本的に40代、50代からでもなることは可能であろうと別記事にも書きましたが、そこには言いたいことの続き、本音がありました。

それが本題であります。

膨大な知識を学ぶために学校に通い、体力的、精神的にも辛い実習を乗り越え、さらには最後の難関である国家試験をパスして晴れて理学療法士の免許を取得したとしても、実際に働いてみると否が応でも実感させられることがあります。

理学療法士は体力的に大変!というのが私の本音

理学療法士は患者さんの身体の機能訓練を行いますが、基本的に介助を伴うことも多くかなりの肉体労働です。

急性期病院、回復期病院、療養型病院、介護老人保健施設、通所リハビリ、訪問リハビリなど。

1日に受け持つ患者さんの人数や移動距離、移動手段も様々ではありますが、基本的に重労働です。

ですのである程度の年齢からこの仕事を始めるのは体力がある前提をまず考慮しないといけません。

現役で学校を卒業して若いころからこの仕事に就いて働いている人は、たとえある程度の高齢になったとしても、若いころからの体力や体の使い方などを身に着けている分、なんとかやっていける部分もあると思います。

しかし例えば30代以上など、途中からこの業界に転職して仕事をする人は慣れるまで本当に大変だと思います。

「やる気さえあれば」「気持ちが大事だから年齢はいくつでも」などと安易な精神論で無責任に背中を押すつもりは私にはありません。

まあ言葉は悪いですが、強いて言えば作業療法士さんのほうが体力的には楽だと思います。

上肢(肩 腕 手など)の機能訓練を主に行う彼らは患者さんと一緒に座って、仕事をする時間も結構多いです。

もちろん、そんな基準で職業選択してほしくはありませんけどね。

体力的に大変な仕事で将来的に働いていけるのか?

体力的に大変だという話なのに、この仕事を現役で続けたまま定年まで働けるでしょうか?

もっと言えば定年どころではなく、50代でも働けるでしょうか?

もちろんその人次第だと思いますが、なかなか難しく大変な事だと思います。

プラスにとらえれば、ある程度体を動かす仕事というのはデスクワークで座りっぱなしの人に比べて、自分自身の健康の面でもメリットはあると思いますが、そんな悠長なことを言ってられるかどうかです。

そのぐらいの年齢になれば異業種へ転職することも難しいし、本当に覚悟を決めなければなりません。

さらにもし健康面で問題が出てくれば、むしろデスクワークなどよりも働くことは辛いと思います。

そうなったときに何も備えがないと、本当に想像しただけで恐ろしいです。

実際に高齢のセラピストは居るには居ます。けれど半分くらいは管理職など現場から離れている人も多いです。

別の意味でも高齢の理学療法士が生き残るのは難しい?将来に渡って需要はあるのか?

また、毎年1万人の同業者が生まれている現状で、自分が高齢になったとき、たとえ自分自身が働けると思っていても実際に高齢の自分自身に需要があるのかといった問題も発生してきます。

雇う企業側とすれば、元気で、コストがかからない(昇給していない)若い労働者を好むところも多いと思います。

よっぽど他のセラピストよりも優れている能力がなければ、なかなか現役で生き残っていくことは難しいと思います。

ですので人によっては、例えば組織の管理職についたり、学校の先生になったりと他のキャリアに進む人も多く見受けられます。

これから理学療法士を目指す人、特に中途、ある程度の年齢からこの仕事を検討している方は以上のようなことも頭に入れて、熟考していただいたほうが良いと思います。

供給過多だ、将来的に危ういという話は常に言われています。恐らく10年以上前から。

私は最初それを、すでにセラピストとして働いている人間からすればこれ以上同業者のライバルを増やしたくないからわざとつらい事ばかりを言ってるのかと、穿った見方をしていたこともありました。

しかし実際にこの業界で自分自身働いてみて、純粋に理学療法士の将来は、安泰ではないと思っています。

今後、在宅にシフトし高齢者人口もますます増えていきますが、少子化が進んでいるこの国では、団塊の世代を境に需要はピークアウトするはずです。

そのあと本当に生き残っていけるのか、先のことはその時になってみないと誰にも分りません。

安易な気持ちではお勧めしない仕事です

医療業界でかっこいいとか、国家資格だから安定しているだろうとか、夜勤のない看護師さんよりもラクそうとか、排泄介助をしなくて済むから(これからはそんなこと言ってられないと思います)などなど。

安易な気持ちでわざわざお金をかけて専門学校へ通って、大変な勉強や辛い実習を乗り越え、果ては国家試験をパスして資格を取得してまで、そうまでして働くことにメリットを感じる職業ではないことは確かです。

ほんとうにこの仕事が好きな人、たとえ裕福になれなくてもそれでも良い。

他人のために生きていきたいという人であれば良いのではないでしょうか。

仕事の内容そのものに関しては、素晴らしい仕事であることに間違いはありません。

この記事が何かの参考になれば幸いです。

 

 

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【理学療法士の将来性】今後は需要が無くなる?

社会人から理学療法士になるために年齢制限はあるのか?

 

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