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理学療法士の就職・転職

【理学療法士の転職】タイミングを間違え大損!?ベストな転職時期とは?

今の職場を辞めると決めたら1日でも早く辞めたいものです。
毎日が辛いですもんね。

けれど、ちょっと待ってください。

感情を優先して勢いに任せて辞めてしまうと、とんでもない大損をしたり、場合によってはトラブルになる可能性もあります。

ここでは理学療法士が転職する時にベストなタイミング転職時期について私の体験も併せて、ご紹介いたします。

 

転職するには一般的にどのくらいの準備期間があったほうが良い?

そもそも法律的にはどのくらい前までに退職の意志を伝えればよいのか?

一般的に法律上では、退職する意思を伝えてから辞めるまでに、最低でも2週間あればよいと言われています。
つまり例えばその月の月末に辞めたければ、法律上ではその月の15日ぐらいまでに申し出ればよいということになります。

けれど、多くの場合はこんなに短期間で辞めるケースはほとんどありません。

よほど体調が悪く早期に退職が必要であったり、会社との関係が非常に悪く、最低限の法律上の期間を守って退職するケースなどに限られます。

転職活動の期間は一般的には3~4ヶ月と言われているが、理学療法士の場合はどうなの?

転職活動を始めてから内定をもらい、退職するまでの期間設定は、一般的に3~4ヶ月が理想と言われています。

・転職活動で内定が出るまでに1~3ヶ月

・内定後に退職の意志を伝えてから退職するまでの期間1~1.5ヶ月

ですが理学療法士の場合、退職の意志を伝えてから1か月程度で退職することはあまり現実的ではないと考えます。

実際に私が退職した職場でもそうでした。

法律上は2週間前一般的には1か月前ですが、私の職場では「最低3か月前くらいには退職の意志を伝えるようにしましょう」という取り決めがありました。

これには訳があります。

以前に私の職場で、1か月前に退職を申し出た理学療法士の同僚が居ました。

その時は仕事の引継ぎや、その人の代わりの人を新たに雇うなどで、結局1か月では準備期間が足りなく、現場の人間にとても負担がかかったことがあったからです。

幸いその時はなんとか乗り切りましたが、大変な時期に辞めた人への印象は正直あまり良くないですし、人間関係が悪ければトラブルの元にもなりかねません。

残された同僚に迷惑をかけることなく、円満に退職することに越したことはありませんので、このように注意が必要だと言えるのです。

理学療法士の場合は、それぞれが担当する患者さんが居ますので、引継ぎの期間が必要なのはもちろんですが、人材が不足している職場などでは、代わりの人間がいないと、居なくなった人の分まで他のセラピストに負担がかかります。

大抵の職場では1か月に何単位目標であるとか、一人当たり月に何単位を目標に仕事をしましょうというような取り決めがあるところが多いと思います。

ちなみに私の病院では1日あたり18単位、20営業日で月360単位が最低ラインとされています。

そんななかで働く人間が減ったら、必然的に周りの同僚にも迷惑が掛かります。

ですから理学療法士が退職する場合は、申し出から退職日まで3か月ぐらいの猶予があることが望ましいと思います。

そうなると、事前に転職活動を開始してから内定をもらう期間が1~3か月とすると+3か月になりますので、実際には4か月から半年ぐらいの猶予があることが望ましいでしょう。

もちろん、3か月というのはあくまで私の職場のルールでありますので、必ず3か月必要だということではありません。

本質の話をするならば「残された在籍者に迷惑が掛からないように退職ができる期間」を、あらかじめ確認してから計画を立てたほうが良いということです。

退職時期は、有利に転職ができるタイミングがベスト

※出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)―労働市場関係指標」 転職HACKより 引用

一般的に1年を通して求人の最も多い時期は10月と3月だと言われています。

そう考えると、求人が多い時期に転職活動をしたほうが良いわけですから、これに合わせてスケジュールを組んだ方がよさそうです。

ライバルが多い時期は転職を避けましょうという助言をされる方がいますが、そもそも求人が無ければお話になりませんので、求人が多い時期を基準に転職活動をすることが重要であり合理的でもあります。

以下、CASE1とCASE2では有効求人数の多い3月と10月を基準に、転職活動のタイミングを考えてみます。

CASE1:9月に転職活動をスタートして年末から年明けあたりに退職する

10月の求人のピークに合わせて転職活動をする場合、10月からスタートしては遅いです。
ですから少なくとも9月ぐらいから動き出したほうがベストでしょう。
その場合の理想的な流れは、10月中に内定をもらいその後に退職を申し出ますので、退職日は年明けの1月末あたりになります。
この場合は冬のボーナスも年末に貰えますので、悪いタイミングではありませんね。

CASE2:2月に転職活動をスタートして、6月末あたりに退職する

上記と同様に3月の求人ピークに合わせて転職活動をする場合は2月スタートになります。
理想は2月に転職活動をスタートして、3月中には内定をもらい、6月末には退職するという流れになります。
この場合、一般的なボーナスの支給日とされる7月の前に退職する形になりますので、ボーナスを貰える1か月前に退職すると少し損した気分になりますね。

その場合、どうせならもう1か月引っ張って7月末に辞めるというのも一つの手です。

どうせ退職してしまえば、もうその職場には行かなかったり同僚に会わないことも多いわけですから、ここはガメツイと恥ずかしがらずにその程度は図々しくなってもぜんぜん良いと思いますよ^^。

 

やっぱりどうせなら、賞与を貰ってから退職したいもの

ここまでは一つの例として、求人のピークを基準に退職時期のタイミングを考えてきました。
けれどやっぱり上述のように、ボーナスをもらえるなら貰ってから辞めたいというのが心情ですよね。

そこで今度は、賞与支給日を基準に退職のスケジュール、タイミングを考えてみましょう。

ボーナスの支給日は、一般的に7月と12月になります。

※出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)―労働市場関係指標」 転職HACKより 引用

CASE3:12月のボーナスを基準に考えた場合

まず12月のボーナスを基準に考えた場合ですが、これは求人のピークである10月を基準に考えたCASE1の場合と概ね同じタイミングと考えてもよさそうです。
9月から転職活動をスタートして、遅くとも10月、11月には内定をもらいます。
そして会社に退職の意志を伝え、3か月後の1月末から2月末に退職するという流れになります。

CAES4: 7月のボーナスを基準に考えた場合

この場合は、まず7月のボーナスを貰った後に退職の申し出をすることになります。
そうすると、その1か月から3か月前に転職活動を開始することになりますので、4月から6月が転職活動のスタートになります。

この場合は求人のピークとは被りませんので幾分、転職活動はスムーズにいかない可能性もあります。

いかがでしょうか。ここまで二つの基準で転職時期のタイミングについて考えてきましたが、有効求人数を基準にして、スムーズな転職を第一優先にするか、貰えるものは貰って辞めたいのでボーナス支給日を基準に転職活動のタイミングを考えるのかは、これをお読みになっているあなた次第だと言えるでしょう。

ちなみに求人数とボーナス、両方の良いとこ取りを考えると、CASE1(CASE3も同様)の時期、つまり10月の有効求人のピークに転職活動を行い、12月のボーナスをキッチリと貰い、年明けの1月から2月末に退職するというのが、私から提案できる一つのベストタイミングと言えそうです。

ボーナス支給日を転職の基準にした場合に気をつけたいこと

ボーナス支給日を基準に退職のタイミングを考えた場合、ボーナスを貰ってから退職の意志を申し出るのが一般的ですが、ボーナスを貰ってからすぐに辞めたいと考える人も居るでしょう。

その場合ですが、ボーナスを貰う予定日の直後に退職日を設定した場合(7月末や12月末)、退職の申し出は当然、ボーナス支給日の前になります。

そうすると、退職の意志がある職員に対しては、会社側もあまり良く思っていないわけですから、最悪の場合、退職日を早められて、ボーナスがもらえないという大損するケースや、査定で支給額を減額されることも考えられます。

ですので、ボーナスを確実に貰ってから退職したいと考えるのであれば、支給後に退職の申し出を行うことが重要です。

 

雇う側としては3月4月の節目に退職してもらった方が有難い?

 

直近の病院を退職するにあたり、私は一応引き留めを受けました。

その際、人事部の上役ともお話をする機会があったのですが、その時に言われたことがあります。

「どうせだったら3月に辞めてもらった方が助かった」

これは何を意味しているかというと、やはり4月は新入職員が入職してくる季節ですし、3月4月は出会いと別れの季節であると一般的にも認識されていますよね。

ですから実際に退職者の辞めるタイミングとしては、3月いっぱいで辞めて、新年度の4月から次の職場へ移るというケースが一番多いのが事実です。

実際、雇う側としても、4月の新入職者に対してはいわゆる新人研修を行いますので、その時に中途採用者も同じタイミングで研修ができるなどのメリットや、人材の入れ替えをまとめて行いやすいという事情もあるようです。

ですから、職場に迷惑をかけないという点から言えば、引継ぎに十分な期間を設けつつ、3月末などの節目に退職するのが一番スマートな退職のタイミングと言えるかもしれません。

 

退職日を決めるなら、その前に転職先を決めて内定を貰っておいた方が無難

1日も早く職場を辞めたいという気持ちはわかりますが、ここは冷静に、辞めた後のことを考えましょう。
当然、退職の意志を申し出るなら、その時点で次の就職先が決まっていることが重要です。
退職してみたものの、結局次が見つからなくては、路頭に迷ってしまいますからね。

ですからまず、退職したくなったら、退職日を基準に転職活動をスタートして、内定を貰って次の受け皿を作ってから退職の意志を申し出ましょう。

こうすれば職歴にブランクが空くこと無く、次の職場にスムーズに転職することができます。

例外的に、人間関係や仕事のストレスで体調を壊していたり、仕事に行き詰って人生を考え直したい時などは、一度冷静に自分を見つめなおす時間が必要だと思いますので、経済的なゆとりの範囲内で休息期間をとることも一つの選択だと思います。

 

転職タイミングの豆知識:退職日が月末の場合、最後の給料からは2ヶ月分の社会保険料が引かれるので、その分手取りは少なくなる。

退職日を考えた場合、一般的にどこかの月の末日に退職日を設定するケースが圧倒的多数だと思います。私の場合も今までたくさん転職してきましたが、例外なく退職日は月末でした。

この時に気をつけたいのは、社会保険料を考慮した場合、退職日が月末日とそうでない日とでは給料からの天引き具合が変わってくるということです。

社会保険の資格喪失日は、退職日の翌日となっています。

引用元:NIKKEI STYLE

そして「給料から天引きされる保険料は原則、資格喪失日が属する月の前月分まで」です。

ですから引用の例でいうと、1月31日が退職日であれば資格喪失日は2月1日、給料から天引きされる保険料は、喪失日が属する月の前月分までなので、この場合は2月が喪失日の属する月となり、天引きされる保険料は1月分までとなります。
しかし1月30日が退職日であれば、資格喪失日は1月31日、喪失日が属する月は1月となるので、この場合天引きされるのは前月の12月分までで、1月分の保険料は引かれないことになります。

(2)月末に在籍していれば、その月の分の社会保険料が1ヶ月分かかる。
(3)給与から天引きできる保険料は、前月分に限られる(健保法167条、厚年法84条)。
(4)ただし、例外として、月末退職の場合には、前月分と当月分の保険料を控除することができる。

引用元:グルメキャリー

さらにこちらの引用からも分かる通り、月末退職の場合は、前月分と当月分の保険料をまとめて控除することができるので、退職月が月末の場合は、前月分と当月分の社会保険料が一気に引かれることになります。1月31日が退職日の場合は前月の12月分と、本来であれば2月の給料で引かれていたはずの当月1月分の社会保険料もまとめて引かれるということです。

ですから退職日が月末日の場合、退職最終月の給料では、社会保険料は通常の月の倍、2ヶ月分が引かれてしまいます。

そうすると、手取りの給料が減ってしまうというデメリットがあります。

その一方で考え方次第ですが、月末退職の場合は当月分の社会保険料もキッチリ引かれていますので、将来貰える年金にはプラスに働きます。

目の前のお金を受け取りたいか、将来の為に年金分を引かれるか、その違いになるということです。

ここでの話をまとめますと、通常であれば、退職日は月末日になることが一般的ですので、退職最終月の給料からは社会保険料が2ヶ月分引かれて、その分いつもの月より給料の手取りが少なくなってしまうと認識しておく必要があります。

退職してからすぐには転職しない、しばらくはのんびりするつもりでブランクが空く予定であり、退職時点の所得が気になる方は注意が必要です。

 

最後に私の退職時期、転職のタイミングを一つ紹介

最後にここでは、私が理学療法士になってから転職活動をして退職した時期について、参考までにご紹介します。

私が直近の職場を退職したのは7月末になります。(ボーナス支給月)

退職を申し出たのは3か月前の5月の頭。3か月の期間を利用して、仕事の引継ぎは滞りなく済ませることができました。

そして転職活動をスタートしたのは退職日のおよそ2か月前、6月の始めあたりでした。

転職活動を開始したのも、退職を申し出た後からになりますね。

ここまで話してお気づきかもしれませんが、上記でお話ししてきたお勧めのタイミングとは全くかけ離れています。

説得力が無くてどうもすいません。m_ _m

求人のピークにも乗っかっていないし、ボーナス支給日前に退職の意志を伝えてボーナスを貰ったその月に退職をしています。

当然、ボーナス支給日前に私の退職意志は伝わっているので、査定は下がる覚悟はしていましたが・・・実際にはそれほど影響はありませんでした。^^

これはあくまで私のケースですので、万人には当てはまらないと思いますが、結局私の場合は辞めたいと思ったタイミングで、まず次のボーナスの時期を考え、その時期まで居たほうが良いか、すぐに辞めたほうが良いのかを判断基準にしました。

そして次のボーナスの時期まで居たほうが得だと考えた私は、ボーナスを貰った直後に辞めてやろうと考えてスケジュールを立てました。

一応、ボーナス日を基準に考えたということになりますか。^^;

しかも転職した次の職場では給料が上がり、休日数も増えたというオマケつきです。

ちなみに年末の12月にボーナスを貰い、その月に退職した同僚もうちの職場には居ましたが、その人の場合は人間関係が原因で退職をされていましたので、一刻も早く辞めたかったのでしょうね。

この場合もやはり、求人のピークやボーナスの査定を基準には考えていなかったと思われます(笑)。

なんだか何でもありですね。

結局、私が言いたいのは、世の中成るように成るということです。

いや、でもあながち間違ってはいないと思っています。

転職する時に一番必要なのは、ち密に計算されたスケジュールはもちろんですが、それよりもっと重要なのは「なにがなんでも転職してやる!」という覚悟です。

そのための原動力は人それぞれ、今の仕事がつまらない!あいつとはもうやってられない!給料が安すぎて生活できない!休みが少なすぎて何のために生きてるのかわからない!などなど。

私の場合は給料への不満が「なにがなんでも転職してやる!」という転職の原動力になりました。

私の転職活動は、求人のピークやボーナスの査定時期に捕らわれずに、一見無茶苦茶な転職活動に思えるかもしれません。

しかしそんな私でも、スムーズに転職活動を遂行でき、オマケにキャリアアップ(給料UP、休日数増加)まで成功できました。

 

それは転職活動のやり方が良かったのだと、断言できます。

 

【年収580万 私の転職履歴】給料が安い理学療法士は転職するべき!

➡「毎日、理学療法士を辞めたいと思う」その現実を変える唯一の方法とは?
➡ 新卒理学療法士の就職先は?就職活動で後悔しない方法とは!

 

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